
簡単にできる料理はないかな?

夏バテしないよう栄養満点だと助かるわ!
立秋を過ぎましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
こんなに暑いと料理を作るのも面倒です。
そんなときは一品で栄養をしっかりとれる「だんご汁」がオススメ!

だんご汁?

祖母がよく作ってくれた郷土料理だよ
私の地元の郷土料理「だんご汁」の作り方を紹介します
九州の郷土料理に興味がある方
だんご汁とは?
百聞は一見に如かず、だんご汁の写真がこちら!

すいとん?

まぁ、近いね
だんご汁とは小麦粉を練って作った「だんご」が入った汁ものです。
祖母はだんご汁のことを「だご汁」と言ったりしてました。
お肉と野菜がたっぷり入って栄養満点。
ボリュームがあるので一品でお腹いっぱいになります。
だんご汁を作ってみよう
材料
【だんご】
- 小麦粉…1カップ
- 塩…少々
- 水…適量
【汁 物】
- 豚こま…100g
- ニンジン…1/2本
- ごぼう(水煮・ささがき)…1袋
- しいたけ…3枚
- サラダ油…大さじ1
- 水…4カップ
- 顆粒だし…4g
- 味噌…大さじ1と1/2
- カットねぎ…適量
上記以外にも大根、サトイモなどの根菜類を入れても美味しいですよ。
汁が甘くなるので好みが別れますが、私はカボチャ入りのだんご汁も好きです。
今回は面倒なのでゴボウは水煮されたものを使いますが、土付きのゴボウを自分で下処理したほうが断然美味しい(香りが抜群に良い)のでオススメ。

自分なら土付きゴボウを使いますね

散らかしたら片付けまでしろよ!
作り方
だんごを作る
ボウルに小麦粉を1カップ、塩を一つまみを入れ混ぜ合わせ、少しずつ水を加えて耳たぶの硬さになるまでこねます。
ボウルに小麦粉と塩を加え混ぜた様子
生地を丸め、濡れたキッチンペーパーをかけて休ませましょう。
できあがった生地を丸めて休ませる
野菜を切る
ニンジンはイチョウ切り、シイタケは石づきをとって幅3㎜ほどにスライス。
ゴボウは水を切って軽く洗い、ザルにあげておきます。
野菜は食べやすい大きさに切る

野菜の下処理はコレだけ!

手抜き万歳!
肉と野菜を炒める
鍋にサラダ油を引いて豚こま肉を炒めます。
豚肉をサッと炒める
肉に火が通ったらニンジン、ゴボウ、シイタケを鍋に投入し、しんなりするまで炒めます。
野菜はしんなりするまで炒める
水、顆粒だしを加え煮る
鍋に水を4カップ、顆粒だしを4g加え、ひと煮立ちさせます。
灰汁が出たら取りましょう
煮立ったら、だんごを加える
休ませておいた生地をちぎってウズラの卵くらいの大きさにまるめ、両手で平たく伸ばします。
生地を伸ばして小判みたいな形にする
だんごを鍋に加え、20分ほど一緒に煮込みます。
だんごを入れて火が通るまで煮る
火が通ったら味噌を加える
火が通ったら味噌を加えます。
だんごが水を吸って汁の量が減っていたら味見をして水を足してくださいね。
味噌を加えて味を調える
できあがり
お椀に盛り付けて、ネギをのせたら完成です!
熱いうちにいただきましょう!
おまけ
だんご汁のだんごは「やせうま」というデザートにもなります。
作り方もすごく簡単で、だんごを茹でて、きな粉と砂糖をまぶすだけ!
ものすごく美味しいわけではないけれど、素朴でどこか懐かしい味です。
お盆に祖母が「やせうま」を作ってお墓や仏壇にお供えしていたので、毎年この時期になると食べたくなります。

やせうまの写真はないのかな?

きな粉を買い忘れたから作れなかった…

亡くなられた母上にお供えしては?

そうだね、きな粉をゲットして作ってみよう
おわりに
今回はだんご汁の作り方を紹介しました。
一品でお肉も野菜も炭水化物もまとめて摂取できる栄養たっぷりな料理です。
しっかり食べて暑い夏を乗り切りましょう^^